GARDEN
2024.09.05
【YOKE】 KNIT
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ニットの着用回数が増える事間違いなしのこれから。
僕たちがニットに求めるのはデザインやサイズ感、冬を乗り越えれる温かさ。
それもあるが1番重宝したい部分は何よりストレスなくニットを着用できる着心地の良さだと思う。
ウールやモヘアを身体に接触させると敏感な方はそれだけでストレスを感じてニットを嫌いになる。
デザイン、サイズ感が良くてもそこの着心地で諦める方も少なくない。
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今から僕が紹介するニットはこれからの秋冬、ストレスなくファッションを楽しめるニットである。
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是非最後まで見てもらえると嬉しいです。
YOKE 24AW -
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毎シーズン定番で人気の高いyokeのニット。
今回はyokeの24awで展開されたニットにフォーカスを。
Gardenではyokeのニットが大量に並べられたが何故ここまで人気なのか少し考えた。
色んなモヘアニットがある中で何故こんなにも人気なのだろうか。
まずyokeの得意なカラーリングとサイズ感。
殆どそれだけで虜になる方は多いと思う。
派手ではないが決して野暮ったくもないこの絶妙なカラー。
このビジュアルが1枚で着る時の完成度を最高に高めてくれる。
そして何より大事な着心地。
モヘアの中でもyokeはキッドモヘアを採用している。
キッドモヘアとは生後1年に満たないアンゴラヤギからのみ取れるモヘア。
通常のモヘアと比較すると一本一本が細く、柔らかい材質であるためより高級感がある。
光沢感や着心地がよく価格も高い種類が存在する。 -
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yokeのニットの中でもずば抜けて人気の高いジャガード地のニット。
毎年著名な画家の作品をモチーフに制作される。
今回はフランスの画家。
Pierre Soulages(ピエール・スーラージュ)の作品をインスピレーション源にし組み立てられている。
スラージュは「黒の画家」とも知られ
「黒は光の反射である」という信念で、黒い絵具を用いた抽象的な絵画で、光と陰、光と反射の効果を追求してきた。
「黒を超えた黒」
限りない質感のバリエーションが、彼の絵の表面に流れを生み出す。 -
ときには滑らかに、ときにはナイフやブラシを一定の方向に動かして線上に、絵具を厚く塗り、短い溝を刻みながら生まれる絵画。
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光沢の強い黒やマットな質感の黒。
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こうしたあらゆる不規則性が光を吸い込み、あるいは反射する。
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鑑賞者はどこから見るかでその絵は姿をかえる。
「黒には思いがけない可能性がある。」
そんな作品からインスピレーションを得て黒と光にスポットを当て今回のコレクションが制作された。 -
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このピエール・スーラージュの絵画とyokeの服が交わる事で一つのアート的ニットを生み出している。
アート作品は見る人の心を何倍にも何十倍にも高めてくれるし、人それぞれで感じる事が変わる。 -
色んな感情を生み出してくれる素敵なもの。
そこにキッドモヘアの着心地、高級感。
一度袖を通すと僕らを奮わせてくれる。
そんなニット。
今回のニットは若干タイト目。 -
秋に1枚だけで着用する以外にも冬にはインナーに仕込んでスタイリングが組める楽しさもある。 -
インナーからボーダーなどの柄をチラ見せさせるのもまたかっこいいと思う。
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他にもボーダーや3/4ジップニット、無地のニット
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